眼の病気

麦粒腫

ばくりゅうしゅ

麦粒腫

どんな病気?

まぶたに細菌が入り、腫れ上がり、『ものもらい』とも言われます。
まぶたのなかに細菌が入り、急にまぶたが痛くなったり、腫れたりする病気です。
上まぶたにも下まぶたにもできることがあります。


検査について

顕微鏡で詳しくまぶたを診察します。


治療について

  • 8割以上のかたは、抗生物質(細菌を殺す)の目薬で治りますが、治らない場合には、内服の抗生剤を使うことがあります。
  • それでも膿がたまるときは、切開して膿を出す必要があることがあります。
  • まぶたの中に、もともとしこりがあって(霰粒腫(さんりゅうしゅ))それに細菌がついて腫れている場合もあり、その場合、腫れがひいてもしこりが残ります。
  • 残ったしこりを治すには手術で摘出する必要があります。
  • 麦粒腫を切開する場合、炎症が強いため、まぶたの形に一部ひきつれがのこって、まぶたの形が変形して治ることがあります。