緑内障（閉塞隅角緑内障、狭隅角）
へいそくぐうかくりょくないしょう、きょうぐうかく
どんな病気？
このタイプの緑内障の方は隅角という目からの水の排水路が狭くなっていて（狭隅角）、閉塞隅角緑内障といいます。眼圧が急に高くなってしまい、眼がうずいて痛い、頭が痛い、眼がかすんで見えることがあります（緑内障発作、夕方から夜に多いです）。
そうなると治療をしないと失明につながってしまいますので緊急で手術をしないといけません。
睡眠薬、風邪薬、内視鏡の検査に使うお薬は排水路をさらに塞いでしまうことからレーザーや白内障手術をしていないと使えません。
治療について
- このような緊急事態を避けるには、虹彩にレーザーで孔をあけ、流れをバイパスしておく治療や、白内障のある方は白内障手術をして狭隅角を治しておくといった方法があります。
- レーザーや白内障手術がすぐにできない方は目薬をして頂きます。緑内障の目薬は眼圧を下げる時間は種類によって違い、決められた用法で点眼をして頂きます。