緑内障(開放隅角緑内障)
かいほうぐうかくりょくないしょう
どんな病気?
このタイプの緑内障の方は隅角という目からの水の排水路は開いているため、開放隅角緑内障といいます。眼圧は高くないことも多いです。それでも、眼圧をさらに下げることで、視神経がダメージをうけ視野が悪くなるのをできるだけ予防します。
眼の中の水の排水路は大きく開いていますので、睡眠薬、内視鏡検査に使うお薬など、内服薬や注射薬に制限はありません。
徐々に進行し、両眼で見ているとわかりにくいことも多いです。
検査について
眼の圧力をご自身で感じたり、調べることは難しいため、定期的に眼圧検査を受けていただきます。
視野検査を定期的に行い(当院ではハンフリー検査、GP検査の2種類があり、いずれも予約制です)視野欠損の進行の具合を確認し、目薬の見直しを行います。
治療について
- 緑内障の目薬はたくさんの種類があります。いずれのお薬も1日1回や、2回と用法が決まっています。
- 眼圧を下げる効果はいずれの目薬も最大24時間で、目薬をしないと元の眼圧に戻ってしまいます。
- 毎日決められた目薬を継続できるように頑張りましょう。